この記事ではWebライティングの副業で稼げる平均月収や、webライターの平均年収を紹介します。
Webライティング初心者が初月稼いだ額の「実際の口コミ」や「収入を増やすコツ10個」も解説していますので、これからwebライティングを始めようとお考えの方はぜひ参考にしてください。
Webライティングの始め方も知りたいという方は下記の記事をご覧ください。
Webライターの平均年収
引用:indeed
求人検索エンジン「indeed」によると、Webライターの平均年収は約500万円という結果でした。
日本人の平均年収が443万円のため少し高い金額となっていますが、こちらは企業に勤めているWebライターの平均年収だと予想されます。
Webライティングを副業で行っている方や、フリーランスWebライターの年収は100万円~1000万円以上と言われており、稼げる人とそうでない人が分かれる職種でもあります。
それでは実際にどれくらい稼げるのか、もう少し具体的にみていきましょう。
Webライティングの平均月収
Webライティングの平均月収を副業と本業別で紹介します。
※今回は以下のサイトを参考にまとめています。
【株式会社AlbaLink】〈調査概要〉 調査対象:現在WEBライターのお仕事をしている方 調査期間:2022年12月26日~2023年1月9日調査方法:インターネットによる任意回答有効回答数:109人(男性75人/女性34人) 回答者の年齢:10代 0.9%/20代 17.4%/30代 29.4%/40代 28.4%/50代 20.2%/60代以上 3.7% 参考URL:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000039.000055654.html |
【株式会社Woo】〈調査概要〉 調査対象:副業Webライター経験者 調査期間:2023年2月15日(水)~2023年2月17日(金) 調査方法:Webアンケート 有効回答数:500人参考URL:https://www.atpress.ne.jp/news/348929 |
【株式会社ビズヒッツ】〈調査概要〉 調査対象:全国のWEBライティング経験者 調査期間:2021年1月13~21日 調査方法:インターネットによる任意回答 有効回答数:461人(女性277人/男性184人) 参考URL:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000036.000041309.html |
【副業】
Webライティングを副業で行っている方の平均月収は18,846円。
約2万円が毎月の給料にプラスされれば、ランチを時々贅沢できるなど少し生活にゆとりを持てますね。
初心者の方がすぐに月10万円を稼ぐことはなかなか難しいですが、Webライターとしてキャリアを積みあげていくと収入アップも可能です。
【本業】
本業でWebライティングを行っている方の平均月収は27,993円。
本業にしては心もとない金額ですが、Webライティングを本業にしている方は子育て中の主婦ライターが多いため、このような結果となっています。
Webライティングを本業とするフリーランスWebライターの中には月収50万円ほど稼ぐ人もいます。
Webライティングの収入は青天井のため、頑張り次第では会社員の収入を大きく上回ることも可能です。
【初心者】Webライティング初月の報酬|口コミあり
ここではWebライティング初心者の方が、初月にどの程度稼いでいるのか、実際の口コミを紹介します。
Webライター初心者は実績がないため、まず低単価案件から受注します。
そのため初月は数千円~1万円ほどという方がほとんどでした。ここから収入を増やすためには、スキルアップしながら継続できるかどうかにかかっています。
稼げるライターになるために、次に紹介する収入を増やす10のコツをチェックしておきましょう。
Webライティング初心者が収入を増やす10のコツ
Webライティングで収入を増やすための10のコツは以下の通り。
- プロフィールを充実させる
- 提案文を工夫する
- ポートフォリオを作成する
- フィードバックを次に活かす
- 受注している単価より少し高い案件に応募する
- 1記事5000文字以上の案件を選ぶ
- 得意ジャンルを作る
- SEOについての知識をつける
- 単価交渉する
- クラウドソーシング以外を活用する
順番に解説します。
1.プロフィールを充実させる
プロフィールの見せ方ひとつで、初心者でも案件がとりやすくなります。
初心者Webライターのプロフィール文で「初心者ですが誠意をもって対応させていただきます」と初心者アピールをしていたり、簡単な自己紹介だけをプロフィールに記載している方をよく見かけますが、それではクライアントから「依頼したい」と思ってもらえません。
クライアントはお金を払ってライターに依頼しますので、わざわざ「経験がない」と言っている方に依頼しないでしょう。
またプロフィール欄に名前や経歴など少ない情報しか記載していないのももったいないです。
Webライター歴がなくても本業で取り組んだプロジェクトや工夫したこと、あるいは趣味について具体的に記載することでそのジャンルにマッチした案件が獲得しやすくなります。
プロフィール次第で案件が獲得しやすくなるうえに、初心者でも高単価案件が取れる可能性が高まるため、自身をしっかりアピールできるプロフィールを作成しておきましょう。
2.提案文を工夫する
案件に応募する際は、クライアントが求める人物像を想像して提案文を作成しましょう。
募集文には「SEOに詳しい方」「○○に旅行へ行ったことがある方」「週15時間稼働できる方」など要望が記載してある場合が多いです。
提案文の中で「私はクライアントが求めていることを提供できます」といったことがアピールできれば、ぜひお願いしたいとなるでしょう。
3.ポートフォリオを作成する
ポートフォリオとは自身の実力を示す作品集のことで、1記事作成しておくだけでも各段に案件を獲得しやすくなります。
募集案件には複数人のライターから応募がくるため、クライアントはどのような文章を書くか分からない人にはわざわざ返信をしません。
応募の際に自身が書いた記事のサンプルをみてもらえれば、クライアントに「依頼してみようかな」と思ってもらえる可能性が高くなります。
少々手間ですがポートフォリオとして1記事作成しておくだけで、結果として早く稼げるようになりますので、ブログやnote、Googleドキュメントで作成しておきましょう。
実績が積みあがってきたら、実際に執筆した記事をポートフォリオに掲載していけばOKです。
※ポートフォリオ作成時の注意点記事を納品した時点で、著作権がクライアントに移る場合がほとんどです。そのため、クライアントに納品した記事をポートフォリオに掲載する場合は、必ず確認を取りましょう。 |
4.フィードバックを次に活かす
Webライティングの収入を増やすためにはクライアントからのフィードバックを次に活かすことも重要です。
ライターはクライアントが求めるコンテンツを作ることが仕事です。クライアントの意向に沿ったライティングができたり、修正をすぐ次の記事に活かせるライターは、クライアントから長くお付き合いしたいと思ってもらえるでしょう。
さらに修正が少なくなってきたりクライアントが求める以上の記事を提出すると、単価を上げてくれる可能性もあります。
1つ1つの執筆を丁寧にこなすことで、稼げるライターへと成長できます。
5.受注している単価より少し高い案件に応募する
頂いている案件に向き合うことも大切ですが、現在受けている単価以上の案件にも応募していきましょう。
クライアントごとに抱えている予算が違うため、同じような執筆内容でも報酬の「高い」「低い」があります。
また少しレベルが高い案件に挑戦することでスキルアップにつながると同時に、その単価が自身の実績となります。
これを繰り返すことで早くライターとしての市場価値を高めることができるので、少し上のレベルの案件には常に挑戦していきましょう。
6.1記事5000文字以上の案件を選ぶ
1記事の文字数が多いほど、収入を上げられます。
例えば文字単価1円の場合、5000文字だと「5000円×10記事=5万円」ですが、2000文字になると「2000円×25記事=5万円」です。
文字数が2000と少なくても、執筆前にはリサーチが必要です。毎回違うテーマをリサーチをしていると時間がかかるため、5万円稼ぐだけでも大変です。
よって1度に5000文字執筆したほうが、結果として効率良く稼いでいけますので、文字数多めの案件を意識的に選んでいきましょう。
7.得意ジャンルを作る
自身の得意ジャンルを作っておくと、収入が上がりやすくなります。
特定のジャンルに絞って執筆することで、そのジャンルについての知識が蓄積されていきます。そうなれば事前にリサーチしておいた情報を別の記事で利用したり、自身の知識で執筆が進められたりします。
記事の作成は執筆よりリサーチに時間がかかるため、得意ジャンルを作ることでリサーチ時間の短縮が可能です。
その結果トータルの執筆時間が短くなり、受注できる案件数が増え、収入が増えていきます。
8.SEOについての知識をつける
Webライターとして高単価案件を狙っていくためには、SEOについて勉強しておきましょう。
SEO(検索エンジン最適化)とはGoogleなどの検索エンジンの検索結果において、特定のWebサイトが上位に表示されるように調整する手法のこと ※参考文献:Wordpress SEO内部対策 著:瀧内 賢 |
検索エンジンで上位表示されるかどうかがクライアントの売り上げを左右しますので「SEOライティングができるライター」を求めているクライアントは多いです。
さらに、SEOについての知識やSEOライティングの経験があれば、「リライト」や「構成」など執筆以外の仕事も受注可能です。
収入を上げ、この先もライターとして活動していきたい方はSEOの知識は必ず身につけておきましょう。
9.単価交渉する
単価交渉は勇気がいるため「なかなか踏み出せない」という方もいるでしょう。しかし執筆に割ける時間は限られているため、単価を上げなければ、執筆に疲弊してしまいます。
いくつか記事をこなしていれば自身のスキルも磨かれているはずです。自信をもってクライアントに交渉してみましょう。
その際は、クライアントにメリットがあることを提示すると要望が通りやすいですよ。
10.クラウドソーシング以外で案件を探す
ある程度実績ができたらフリーランスエージェントサイトなどを活用するのがおすすめです。
クラウドソーシングは初心者でも取り組みやすい反面、そこを狙って悪質な案件を出しているクライアントも紛れています。
また「未経験OK」の案件が多く集まるため、大きく稼ぎたい方にはクラウドソーシングは向いていません。
一方でエージェントサイトは質の高い企業や単価が高い案件が多く、安定して稼げます。
クラウドソーシングで実績を積みあげたあとは、次のステップへ移っていくと良いでしょう。
月収5万円稼ぐWebライターの生活スケジュール
月収5万円稼ぐWebライターの一日のスケジュールを紹介します。
どのように時間を作って執筆しているのか、ぜひ自身の生活と照らし合わせて参考にしてみてください。
【フルタイム勤務/副業】 ・6:30 起床 ・7:00 クライアントからのメールチェック ・9:00 出社 ・12:00 昼食 ・19:00 帰宅 ・20:00 執筆 ・23:00 お風呂等 ・24:00 就寝 |
副業の場合、帰宅してから就寝までの時間を執筆にあてる方がほとんどです。
また月5万円稼ぐ方は以下のようなことを工夫しています。
✓本業を効率よく終わらせて残業はしない
✓夜遅くまで執筆しない
睡眠時間を削って作業しても頭が働かず、良い執筆ができないうえに本業にも支障が出てしまうので、確保できる時間内に集中して作業していくことがポイントです。
【主婦(8才、5才の子どもあり)】 ・4:00 起床 ・4:30 メールチェック、執筆 ・6:30 朝食作り、洗濯、子どもの送り出し準備 ・8:30 残りの家事、掃除 ・9:30 執筆 ・12:00 昼食 ・13:30 執筆 ・15:00 子ども帰宅、買い出し等 ・16:30 保育園お迎え ・17:30 夕飯準備、お風呂、家事 ・21:30 寝かしつけと同時に就寝 |
主婦の場合、子どもが寝ている時間と家にいない時間で執筆します。
しかし子どもが朝起きてきたり、学校行事が入るなど、実際はまとまった時間がなかなか取れないことも多いようです。
主婦ライターの方は以下のことを工夫して作業しています。
✓早めに作業を終わらせるスケジュールを立てる
✓案件を詰め込み過ぎない
イレギュラーが起こること前提でスケジュールをたてておけば、クライアントに迷惑をかけることはありません。
また予定外の出来事に対応したり家庭のことをおろそかにしないためにも、案件は詰め込みすぎないことが大切です。
まとめ
今回はWebライティングの収入について、調査結果を紹介しました。
Webライティングの年収は企業に勤めている方であれば500万円程となっており、副業やフリーランスの場合は年収100万円〜1000万円と幅広くなっています。
Webライティングは初めから大きく稼ぐのは難しいですが、初心者でも初月から稼ぐことができるうえ時間に縛られず作業ができるので、無理なく今の収入にプラスしていけます。
本記事の収入を上げるコツを実践して、稼げるWebライターを目指していきましょう!
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