Webライティング

【初心者向け】Webライティングに必要な5つのスキルと練習方法4選

2023年11月8日



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北山貴郁|Sicuro株式会社代表取締役

インターネット広告代理店でキャリアをスタートし、広告運用・新規営業などの業務を行う。その後、教育系ベンチャー企業にて教育サービスの責任者として、Webマーケティング戦略立案・プロモーション施策(インターネット広告・コンテンツマーケティングなど)・プロダクト開発に携わる。 2022年11月、Sicuro株式会社を創業し、業界問わず様々な企業様のwebマーケティングの支援を行う。

Webライティングには、最低限身につけておくとよいスキルがあります。

本記事では、Webライティングに必要な5つのスキルと練習方法、収入アップのコツまで解説しています。

お読みいただくことで、Webライターとしての成長過程がイメージができるようになりますので、ぜひ最後までご覧ください。

Webライティングに必要な5つのスキル

Webライティング初心者がまず身につけるべきスキルはこちら。

①基本的な文章力
②情報収集能力
③SEOの知識
④コミュニケーション力
⑤スケジュール管理能力

初心者でも上記のスキルがあれば案件をこなしていけます。

それでは一つずつ確認していきましょう。

①基本的な文章力

Web記事を読むユーザーは「文章が読みづらい」「分かりづらい」と感じるとすぐに離脱します。

ユーザーがストレス無く読めるように、基本的な文章力は身につけておきましょう。

文章を読みやすくする基本的なルールはこちら。

  • 主語と述語は近づける
  • 修飾語と被修飾語は離さない
  • 句読点を正しく打つ

執筆した記事を見直して、違和感があれば上記に当てはまってないかを確認してください。

②情報収集能力

記事を執筆する際は、Web上から情報を集めるケースが多くあります。

Web上の記事は一般の方が執筆している場合もあるため、自身が参考にしたいと思った情報が「本当に信頼できる情報なのか?」を見極める力が必要です。

もし誤った情報をそのまま入れてしまったら、ユーザーの信頼を失い、クライアントから契約を切られてしまう可能性があります。

信頼できる情報を集めるのはもちろん、検索キーワードからユーザーの悩みを分析し、ユーザーの「それも知りたかった!」といった潜在ニーズに応える情報が入れられると、Webライターとして重宝されます。

③SEOの知識

SEOとはGoogleなどの検索エンジンで、記事を上位表示させる対策のことです。

Web上の記事は、検索上位にあるほど流入が見込めます。クライアントはSEOの知識があるWebライターを求めるため、SEOの知識があればWebライティング初心者でも案件を獲得できます。

④コミュニケーション力

意外に思われるかもしれませんが、Webライティングの仕事にはコミュニケーション力が必要です。

取引先であるクライアントや、チームの仲間など、さまざまな人と関わりながら仕事を進めるため、適切なコミュニケーションが取れないと仕事が円滑に進みません。

特にクライアントとは、仕事の相談や、提案、交渉などを行っていくため、仕事をしやすい関係にしていくためにも、コミュニケーション力は重要です。

⑤スケジュール管理能力

スケジュール管理能力もWebライティングでは大事なスキルです。

Webライティングの仕事は、作業全てを自分で管理していきます。よって、執筆するのも休むのも全て自分次第です。

スケジュール管理ができないと、納期に間に合わせられずクライアントに迷惑をかけてしまいます。

特に副業でWebライティングをしている方や複数案件を抱えている方は、「案件が漏れていた」「納期に間に合わない」といった事態にならないように注意しましょう。

スケジュール管理能力は、Webライターとしての信頼に大きく関わります。

Webライティングの強みになる3つのスキル

次にWebライティングの強みになるスキルを紹介します。

①Wordpressのスキル
②セールスライティング
③専門的な知識

Webライターとしてステップアップしたい方は確認しておきましょう。

①Wordpressのスキル

Webライティング案件の中には、Wordpressに直接執筆する案件があります。

WordPressに執筆して納品する場合、装飾や画像選定も作業に含まれるため、執筆のみの単価より高くなるのが一般的です。

また、クライアントが運営するサイトはほとんどがWordpressで作成されているため、Wordpressが操作できると採用の確率が高まります。

受注できる案件も増えるため、Wordpressの経験が無い方は一度自身のサイトを作ってみるとよいでしょう。

②セールスライティング

セールスライティングとは、ユーザーを購入へと促すライティングテクニックです。

商品のお問い合わせページや、ネットショップの商品販売ページに使用されています。

セールスライティングはいわば文章での営業です。直接、お問い合わせや売上につながるため、報酬は数万円〜数十万円と高額になるのが一般的です。

セールスライティングはマーケティングの知識などが必要で難易度が高いため、セールスライティングができるWebライターになれれば、クライアントから重宝されるでしょう。

③専門的な知識

専門的な知識があると、Webライティングの報酬は高くなります。

特に、金融、仮想通貨、IT関連、転職、医療、美容医療など、特定の資格や経験が必要なジャンルは、報酬が高い傾向です。

対象の業界で働いていた経験が無い場合でも、資格を取得することで専門性をアピールすることが可能です。

こちらの記事でおすすめの資格を紹介していますので、参考にしてください。

Webライティングのスキルを上げる練習方法4選

Webライティングのスキルを上げる練習方法は以下の4つです。

①Webライティング講座を受ける
②検索上位の記事を分析する
③実際に案件をこなす
④ブログを運営する

一つずつ解説します。

①Webライティング講座を受ける

初心者が確実にスキルアップするためには、Webライティング講座を受けるのが一番よいでしょう。

Webライティング経験が全く無い場合、「何から手をつけたらいいか分からない」と悩むことも多く、時間だけ消費して疲弊してしまう可能性が高いです。

講座の受講には自己投資が必要ですが、プロのWebライターから、「案件の獲得方法」や「仕事の手順」「キャリアアップの方法」などを直接学べます。

プロの講師に質問できたり、挫折しにくい環境が手に入るのは、独学では得られない大きなメリットです。

最短で確実に成長したい方は、講座の受講を検討してみてください。

Webマーケティングオンラインスクールマーケウィル(MarkeWill)のWebライティングコースの詳細は、以下よりご覧ください。

Webライティングコース詳細はこちらから

②検索上位の記事を分析する

検索上位にある記事の分析も、スキルアップするために必要なことです。

キーワード検索をして上位に表示されている記事というのは「SEO対策が適切にされている」「ユーザー満足度が高い」といった理由があります。そのため、上位記事には学べる要素がたくさん存在します。

タイトルでの惹きつけ方や、どのような構成にしているかなど、自身の記事と比べることで、足りない要素が浮き出てくるでしょう。

また、自身がついクリックしてしまった記事や、最後まで読んだ記事があれば、なぜそのような行動を取ったのかを振り返ることで、ヒントが得られることもあります。

③実際に案件をこなす

実際に案件を受注しながら経験を積むことも、スキルアップにつながります。

クライアントとの仕事を経験すると、それまで見えなかった壁が現われます。その度に試行錯誤を重ねれば、早くWebライターとして成長できるでしょう。

また、クライアントの中には記事のフィードバックをくれる方もいます。

クライアントの添削を真摯に受け止め次に活かすことで、自身の文章力が自然と向上します。

実際に経験して得た知識やスキルは、Webライターとしての血肉になり、将来の活動に役に立つでしょう。

④ブログを運営する

ブログを実際に運営することも、スキルアップ方法の一つです。

自身で一からブログを立ち上げれば、その仕組みについて理解できるようになります。また、ブログに記事をアップし、検索順位や、PV数(記事が見られた回数)、ユーザーが記事に滞在した時間などを分析すると、よい記事にするためにはどんなことが必要か見えてきます。

ブログの運営経験はWebライティングの仕事で必ず活きますので、自身のブログをお持ちでない方は、作成をおすすめします。

Webライティングのコツ

初心者に意識して欲しいWebライティングのコツを紹介します。

冗長表現に気をつける

冗長表現とは、文章に無駄な表現や語句が入り、長くて読みづらい文章を指します。

よく見られる冗長表現の例はこちら。

(例①)
Webライティングは自宅で好きな時間に執筆することができます。
→Webライティングは自宅で好きな時間に執筆できます。

「~することができます。」は、多くの場合「~できます。」に置き換えられます。

また、こちらは必要の無い語句を入れている例です。

(例②)
基本的に毎朝顔を洗います。→毎朝顔を洗います。

「基本的に」はあっても無くても意味が変わらないので、必要ないと言えます。

記事の見直しをする際は「文章が無駄に長くなっていないか?」「意味の無い語句はないか?」を意識して最終確認していきましょう。

記事を読むペルソナ(人物)を忘れないようにする

執筆中はペルソナを忘れないことが大切です。

記事のペルソナを忘れてしまうと、説得力がなくなったり、何が伝えたいか分からない記事になってしまいます。

さらには、競合の記事を真似しただけの薄っぺらい記事になりかねません。

ペルソナを意識するだけで文章の表現が変わり、質の高い記事になっていきます。

クライアントから提示されたマニュアルをきちんと確認し、常にペルソナを意識して執筆していきましょう。

ペルソナとは・・・記事を読む架空の人物像のこと

Webライティングで収入を上げる方法3選

Webライティングで収入を上げる方法を3つ紹介します。

①実績を積む
②単価交渉する
③直接契約を増やす

稼げるWebライターになるにはどれも必要です。

順番に見ていきましょう。

①実績を積む

Webライティング初心者は、まず実績を積むことを意識してください。

実績が豊富だとクライアントから信頼され、案件獲得率が上がります。

・ブログ運営の実績
・クラウドソーシングで受注した案件数
・企業と直接契約した件数
・メディア掲載の記事執筆の実績
・SEO対策をして検索上位に表示された記事の実績
・取材やインタビュー記事の実績

上記のような実績を積み上げると、Webライターとしての評価が高まり、高単価な案件を獲得しやすくなります。

根気よく積み上げていきましょう。

②単価交渉をする

Webライティングで収入アップしていくには、単価交渉がかかせません。

クライアントから単価アップを打診してくることはほぼありませんので、こちらから提案し、積極的に交渉していきましょう。

その際に実績があれば交渉が成功しやすくなります。

また、「○○もできますので、○円にしていただくのは可能でしょうか」と他の業務を引き受けて交渉するのも有効です。

クライアントにどのようなメリットを提供できるか考えて単価交渉すると、成功率が高まります。

③直接契約を増やす

Webライティングで高収入を目指すのであれば、直接契約を増やしていきましょう。

クラウドソーシングサイトは初心者にとって利用しやすいプラットフォームですが、報酬から20%ほど手数料が引かれます。

直接契約であれば、報酬がそのまま自身の収入となります。また、クラウドソーシングサイトより高単価案件が豊富です。

実績が積み上がってきたらエージェントサイトなどを利用して、直接契約に切り替えていくとよいでしょう。

Webライティングで一番大切なこと

Webライティングをするうえで最も重要なのは「継続」です。

これまでWebライティングで必要なスキルやコツを解説してきましたが、継続しないことには意味がありません。

特にWebライティングの仕事は、初めは単価が低くなりがちです。労力に対して報酬が低くくなるため、辛い下積み期間を乗り越えられずにWebライティングをやめてしまう方は少なくありません。

今回の記事を参考にし、継続していれば収入は上がっていきますので「将来のための下積み期間」と割り切ってコツコツ継続していきましょう。 

まとめ

Webライティング初心者がまず身につけるべきスキルは以下の5つでした。

①基本的な文章力
②情報収集能力
③SEOの知識
④コミュニケーションスキル
⑤スケジュール管理能力

スキルアップするためには、実践、継続が大切です。

最初はなかなか案件が取れず辛い時期を経験するかもしれませんが、全て自身の成長の糧になります。

さまざまな経験をして、学び、稼げるライターへと成長していきましょう。

Webマーケティングオンラインスクールマーケウィル(MarkeWill)のWebライティングコースでは、初心者に必要なWebライティングスキルを実践的に学べるカリキュラムをご用意しております。

Webライターとして活動したい方は、ぜひマーケウィル(MarkeWill)のWebライティングコースをご活用ください。

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北山貴郁|Sicuro株式会社代表取締役

インターネット広告代理店でキャリアをスタートし、広告運用・新規営業などの業務を行う。その後、教育系ベンチャー企業にて教育サービスの責任者として、Webマーケティング戦略立案・プロモーション施策(インターネット広告・コンテンツマーケティングなど)・プロダクト開発に携わる。 2022年11月、Sicuro株式会社を創業し、業界問わず様々な企業様のwebマーケティングの支援を行う。

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