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ハズさないWebライティングの単価交渉術!成功させる秘訣を総まとめ



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北山貴郁|Sicuro株式会社代表取締役

インターネット広告代理店でキャリアをスタートし、広告運用・新規営業などの業務を行う。その後、教育系ベンチャー企業にて教育サービスの責任者として、Webマーケティング戦略立案・プロモーション施策(インターネット広告・コンテンツマーケティングなど)・プロダクト開発に携わる。 2022年11月、Sicuro株式会社を創業し、業界問わず様々な企業様のwebマーケティングの支援を行う。

「Webライティングの単価交渉を成功させて単価アップしたい」

「単価交渉を成功させるポイントや成功しやすいタイミングはある?」

Webライターとして活動していると、一度は上記のように考えたことがある方も多いでしょう。

単価交渉に成功すると、同じ業務範囲でも高単価で仕事を受注できるようになるので、収入を上げることができます。

本記事では、Webライティングの単価交渉を成功させる5つのポイントや単価交渉が成功しやすいタイミング、成功事例、注意点などを網羅的に解説します。

ライティングの単価を上げたい方は、ぜひ参考にしてください。

Webライティングの単価交渉を成功させる5つのポイント

Webライティングの単価交渉を成功させるために、以下5つのポイントを押さえましょう。

  • 単価交渉までに成功するかどうかは8割決まっている
  • 丁寧な言葉で伝える
  • 単価アップが必要な理由を結論から言う
  • 元単価の+1.3倍程度の単価を提示する
  • 単価アップするクライアントのメリットを提示するのも1つ

それぞれ確認していきましょう。

単価交渉までに成功するかどうかは8割決まっている

実は、Webライティングの単価交渉が成功するかどうかは、単価交渉までの信頼構築で8割決まっています。

クライアントから単価を上げてもらうには、「このライターなら単価アップする価値があるな」と信頼してもらうことが重要です。

これまで納期に遅れたり、大幅修正を食らったクライアントに単価交渉をしても、単価アップどころか契約を打ち切られてしまう恐れがあります。

単価交渉を成功させるために、クライアントと信頼構築をしてから単価交渉を持ちかけましょう。

丁寧な言葉で伝える

Webライティングの単価交渉をする際、言葉遣いは非常に重要です。

お金が絡む話は誰もがセンシティブになるので、クライアントに誤解されないよういつも以上に丁寧に伝える必要があります。

丁寧な言葉遣いで、印象を良くしましょう。

単価アップが必要な理由を結論から言う

単価交渉をする際には、単価アップが必要な理由を結論から伝えましょう。

単価アップの旨を伝えづらいと感じながら単価交渉を持ちかけてしまうと、クライアントにはぐらかされてしまい、単価交渉が無かったことになる恐れがあります。

丁寧な言葉遣いで伝えるのは重要ですが、あくまでも交渉なので、単価アップが必要な理由をはっきりと伝えて単価を上げてもらいましょう。

元単価の+1.3倍程度の単価を提示する

単価交渉で成功しやすいのは、元単価の+1.3倍前後です。

1.3倍程度の単価が成功しやすい理由は、当初の予算的にもギリギリ上げられる範囲だからです。

1.1倍〜1.2倍で提示してしまうと、たとえ成功しても単価が上がったことを実感しづらいので、そもそも単価交渉の意味が無くなります。

一方で1.5倍以上の単価アップを要求してしまうと、クライアントの予算が足りず単価交渉に失敗してしまうリスクが高いです。

クライアントの予算を計算し、ギリギリ出せそうな1.3倍程度の単価を提示しましょう。

単価アップするクライアントのメリットを提示するのも1つ

単価アップする際に、単価アップのメリットをクライアントに提示するのも1つです。

クライアントに提示できるメリットとして、次のようなものが挙げられます。

  1. 納品スピードの改善
  2. 納品記事数の増加
  3. 構成案作成や画像選定などの業務拡大

納品スピードの改善や納品記事数の増加をクライアントのメリットとして提示できれば、同じ業務範囲で単価のみ上がることになります。

ただし、構成案作成や画像選定などの業務拡大でクライアントにメリットを提示する場合、こちらの仕事が増えることも考慮しなければなりません。

そのため、業務範囲が拡大すると実質的に単価が上がっていないと感じる方は、1.3倍ではなく1.5倍程度で単価を提示するのも一つの手でしょう。

Webライティングの単価交渉が成功しやすいタイミング

Webライティングの単価交渉が成功しやすいタイミングは、以下の通りです。

  • 3ヶ月以上継続を貰えた時
  • 業務範囲が拡大した時
  • 自分の文字単価が上がった時

タイミングを見極め、単価交渉を成功させましょう。

3ヶ月以上継続を貰えた時

クライアントから3ヶ月以上継続を貰えた時は、単価交渉が成功しやすいタイミングと言えます。

クライアントから信頼を失っていたり、コンテンツの質が低いと評価されていたりする場合は3ヶ月以内に契約を切られるケースが多いです。

一方で、3ヶ月以上継続を貰えているクライアントであれば、一定の信頼を得られている可能性が高いので、単価交渉に成功しやすいです。

クライアント側も、3ヶ月・半年・1年という一定期間でライターと継続するか契約終了するかを検討しているケースもあるので、3ヶ月以上継続を貰えると単価交渉のチャンスと言えるでしょう。

業務範囲が拡大した時

単価交渉を検討しているクライアントから業務範囲の拡大を要求されると、単価交渉のチャンスです。

基本的に単価交渉は、ライター側が単価アップの理由を提示しなければなりません。

しかし、業務範囲が拡大したタイミングであれば、「業務範囲の拡大」を理由に自然と単価交渉を持ちかけられます。

クライアント:お世話になっております。
突然のご相談にはなりますが、弊社のキーワード選定・構成案作成を担当していたディレクターがフェードアウトしてしまったため、今回〇〇様にディレクション業務を担当していただきたいと考えているのですが、ご都合はいかがでしょうか。

ライター:ぜひ、ディレクション業務を担当させていただきたいと考えております。
しかし、キーワード選定や構成案作成などの業務が拡大する場合、これまでと同じ単価で継続させていただくのは少し厳しいです。
そのため、ディレクション業務を担当する際に別途報酬を用意していただくことは可能でしょうか?

上記のように、ディレクション業務担当の業務が追加された場合には、文字単価という報酬形態ではなく、ディレクション費を要求することも可能です。

仮にクライアントの予算的にディレクション費を出せない場合には、ディレクション業務を断り、これまで通りライターとして活動することもできます。

業務範囲が拡大した際に単価交渉が失敗しても、後ほど単価交渉の注意点で紹介する「単価交渉に失敗すると継続を切られるリスク」「単価交渉後に要求が厳しくなるリスク」はないので、積極的に交渉しましょう。

自分の文字単価が上がった時

自分の文字単価が上がると、クライアントに単価交渉をするタイミングと言えます。

イメージしやすいように、以下の表を基に説明します。

継続案件を受注しているクライアント
クライアントAクライアントBクライアントCクライアントDクライアントE
1.3円→1.5円1.7円2円1.3円2円

例えば、クライアント5人から継続を受注していて、クライアントAが文字単価1.3円から1.5円にアップした場合、クライアントDが最も低い文字単価となります。

この場合、クライアントDに単価交渉をして失敗し、仮にクライアントDから継続を切られた場合でも、他の高単価4クライアントが残ります。

自分の文字単価が上がり、最低単価のクライアントに交渉すると低リスクなのも覚えておきましょう。

Webライティングの単価交渉が成功した事例

ここでは、実際にWebライティングの単価交渉が成功した事例を紹介します。

単価交渉が成功した事例
お世話になっております。
突然のご相談で大変申し訳ございませんが、現在受注させていただいております記事の文字単価を1.5円から2円に上げていただくことは可能でしょうか?
現在、他の企業様からお引き受けしている最低単価が2円ですので、現状の文字単価1.5円でお引き受けするのは厳しい状況でございます。
ただ、文字単価のみを上げるのは〇〇様からしても予算的に厳しいかと思いますので、文字単価を2円まで上げていただければ記事構成から制作させていただきたいと考えております。
ご検討のほどよろしくお願いいたします。

上記の単価交渉文のポイントは、以下の通りです。

  1. 「突然のご相談で申し訳ございません」と冒頭で伝える
  2. 〇〇円から〇〇円に上げていただきたいと率直に伝える
  3. 他の企業の最低単価より低く、現在の単価で受注するのは厳しいと伝える
  4. 業務範囲の拡大を提示する

上記のポイントを押さえて単価交渉をすると成功率が高まります。

Webライティングの単価交渉をする際の注意点

最後に、Webライティングの単価交渉をする際の注意点を2つ紹介します。

  • 単価交渉に失敗すると継続を切られるリスクがある
  • 単価交渉後に要求が厳しくなる場合がある

単価交渉で逆に損をしてしまわないように、注意点を確認していきましょう。

単価交渉に失敗すると継続を切られるリスクがある

単価交渉に失敗すると、クライアントとの関係性が悪化し、継続を切られるケースも少なくありません。

今後も仕事を続けていきたいクライアントの場合は、単価交渉をするかどうかを検討し直すのも重要です。

今後もクライアントと継続して仕事を続けていきたい場合には、単価交渉に失敗しても継続して仕事を続けたい旨を伝えましょう。

単価交渉後に要求が厳しくなる場合がある

単価交渉に成功した場合、交渉後に要求が厳しくなる場合があります。

これまで以上に記事の品質を求められたり、納品を速めるよう催促されたりするケースもあるので、要求が厳しくなるリスクも考えておきましょう。

Webライティングの単価交渉を成功させて収入を高めよう

本記事では、Webライティングの単価交渉を成功させるポイントや交渉が成功しやすいタイミング、成功事例、注意点などを解説しました。

Webライティングの単価交渉を成功させると、ライター収入を高められますが、失敗するリスクもあります。

少しでも単価交渉の成功率を上げるために、本記事で解説した単価交渉を成功させるポイントやタイミングを意識しつつ、成功事例を参考にしてください。

単価アップの方法について「もっと知りたい」とお考えの方は、Webマーケティングオンラインスクールマーケウィル(MarkeWill)へご相談ください。

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Webライターとしての働き方、スクールについてなど、どのような疑問にもお答えいたしますのでお気軽にお問い合わせください。

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インターネット広告代理店でキャリアをスタートし、広告運用・新規営業などの業務を行う。その後、教育系ベンチャー企業にて教育サービスの責任者として、Webマーケティング戦略立案・プロモーション施策(インターネット広告・コンテンツマーケティングなど)・プロダクト開発に携わる。 2022年11月、Sicuro株式会社を創業し、業界問わず様々な企業様のwebマーケティングの支援を行う。

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