Webライティング

【例文あり】コピーライティング・Webライティング・セールスライティングの違い

2023年11月16日



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北山貴郁|Sicuro株式会社代表取締役

インターネット広告代理店でキャリアをスタートし、広告運用・新規営業などの業務を行う。その後、教育系ベンチャー企業にて教育サービスの責任者として、Webマーケティング戦略立案・プロモーション施策(インターネット広告・コンテンツマーケティングなど)・プロダクト開発に携わる。 2022年11月、Sicuro株式会社を創業し、業界問わず様々な企業様のwebマーケティングの支援を行う。

webライターに興味がある方は、「コピーライティング」「webライティング」「セールスライティング」について触れたこともあるでしょう。

しかし「コピーライティングとwebライティングの違いって何?」「コピーライティングとセールスライティングって同じもの?」と考える方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、コピーライティング、webライティング、セールスライティングの違いについて分かりやすく解説していきます。

それぞれの特徴を理解することで、最後まで読んでもらえる記事を作成できます。

記事執筆の際に使えるコピーライティングの「心理テクニック」も紹介していますので、ぜひ最後までご覧ください。

コピーライティングとWebライティングの違い

コピーライティングとwebライティングの違いを表にまとめました。

コピーライティングとwebライティングの違い

コピーライティングwebライティング
目的商品やブランド、サービスのイメージを上げるweb上の文章を分かりやすく伝える
必要なこと・ユーザーの心を動かす
・強く印象づける
・答えを提供し続ける
・結論から伝える
種類・雑誌や広告
・企業のホームページ
・CM
・メルマガ
web上の文章

それでは、コピーライティングとwebライティング、それぞれの概要について詳しく解説していきます。

コピーライティングとは

コピーライティングとはユーザーの感情を動かす文章で、宣伝や広告などでよく使用されます。

企業や商品の知名度を上げたり、ターゲットにイメージ付けをすることが主な目的のため、ブランディングを高める要素が強いと言えます。

ちなみに、コピーライティングの「コピー」とは、「写し」「複写」ではなく「広告文」を意味します。

Webライティングとは

webライティングとは、web上に掲載する記事を執筆することです。

企業のサイトや、商品紹介記事、ニュース記事などにwebライティングが使われています。

web検索をして記事に訪れるユーザーは、「解決策だけ知りたい」「スキマ時間に読む」という傾向にあります。そのためwebライティングでは「結論から書く」「読みやすく分かりやすい文章」が求められます。

コピーライティングとセールスライティングの違い

次に、コピーライティングとセールスライティングの違いをみてみましょう。

コピーライティングとセールスライティングの違い

コピーライティングセールスライティング
特徴直接行動をうながさない直接行動をうながす
目的・ユーザーの心を動かす
・印象づけること
・行動に導く
・商品を販売する
種類・雑誌や広告
・企業のホームページ
・CM
・メルマガ
・ダイレクトメール
・企業、ネットショップの販売ページ

コピーライティングは、ユーザーに直接行動をうながしません。対してセールスライティングは直接ユーザーに購入をうながす文章です。

コピーライティングはユーザーの心を動かす

コピーライティングは、直接商品やサービスの購入をうながしません。

ユーザーにイメージを印象づけたり、企業のブランディング力を高めるために使用されます。

ブランディングとは・・・「マヨネーズならキューピーだよね」というように、「◯◯が欲しい(したい)」と思った時に、真っ先に自社商品をイメージしてもらうこと。

実際に、ブランディング力を高める目的で使用されている例をみてみましょう。

▼企業のコピーライティング例

・「お、ねだん以上。」ニトリ(株式会社ニトリ)
・お口の恋人(株式会社ロッテ)
・ 街のほっとステーション LAWSON(株式会社ローソン)

▼商品のコピーライティング例

・モノより思い出(日産セレナ)
・すぐおいしい、すごくおいしい(チキンラーメン)
・ん〜っまずい!もう一杯!(キューサイの青汁)

短い文章で企業や商品を印象づけるコピーライティングは、「キャッチコピー」と呼ばれています。

このようにユーザーの記憶に残る文章は、企業のイメージアップ、商品のブランディングにつながります。

セールスライティングは直接行動をうながす

セールスライティングは直接行動をうながす文章です。

そのため、マーケティングの知識や商品・サービスの特徴、人間の購買行動を理解している必要があります。

難しく感じるかもしれませんが、セールスライティングにはいくつか型があるため、当てはめて考えていけばセールスライティングを作成できます。

セールスライティングの型の1つ、「PASONAの法則」を使った例をみてみましょう。

PASONAの法則とは・・・コピーライティングの第一人者である神田昌典氏が提唱した成約率を高めるテンプレートのこと。
【PASONAの法則】
1.Problem(問題)読者の問題、悩みを明確にしてあげる
2.Agitation(扇動) 1で提起した問題点をさらに深掘りしてあげる
3.Solution(解決策)悩みを解決するにはどうすればいいかを提示
4.Narrow down(限定性・緊急性) 購買意欲を駆り立てる
5.Action(行動)今すぐ行動してくださいと背中を押す
この5つの頭文字をとって「PASONAの法則」と言われています。

PASONAの法則を使った例文

1.あなたは忙しくてなかなか時間を作ることができていませんよね。 
2.子育て中は子どもの都合に振り回されてしまうので、まとまった時間はほとんど作れません。
3.そんなあなたは「ラーニングピラミッド」という 知識の定着率を知るべきです。 
4.この方法を実践すればたった1日10分間だけの勉強で、2時間相当の勉強時間になるのです。
そんな秘密の方法を4名様限定でこっそり教えます。 
5.申し込みが殺到する恐れがあるので今すぐこちらから登録してください。

このように、セールスライティングはユーザーがすぐに行動できるように、アクションを具体的に伝えます。

※その他のセールスライティングの型はこちら。

・QUESTの法則
・AIDMAの法則

コピーライティングで使える心理テクニック5選

コピーライティングで使える心理テクニックを紹介します。

①バンドワゴン効果
②ハロー効果
③カクテルパーティ効果
④アンカリング効果
⑤バーナム効果

コピーライティングを、タイトル導入文記事の見出しに活用すると、ユーザーを惹きつけ、記事を読んでもらいやすくなります。

順番に解説します。

①バンドワゴン効果

バンドワゴン効果とは、「多くの人に人気がある」「指示されている」ことにより、人が集まってくる現象のことを指します。

大勢から指示されているものをみると、興味がなくても「いいものに違いない」という心理が働きます。

行列ができているお店が気になってしまうのも、バンドワゴン効果が働くためです。

▼バンドワゴン活用例

・◯◯業界No.1
・成功した人はみんなやっている
・販売数◯◯個突破!

②ハロー効果

ハロー効果とは、ある対象を評価する時に目立ちやすい特徴の印象が残ってしまい、評価が正しくできない現象のことです。

たとえば、書籍の帯に「◯◯教授が勧める」などの記載があると「良さそうな内容かも」と書籍の評価が高まります。

また、恋愛において「高学歴」「華やかな実績」を持つ人が魅力的に見えるのも、ハロー効果が働くためです。

▼ハロー効果活用例

・有名人も◯◯する
・◯◯御用達
・「◯◯賞」受賞

③カクテルパーティ効果

カクテルパーティ効果とは、パーティ会場などの騒がしい場所でも「自分に関係ある言葉や情報が聞き取れる」現象のことです。

脳は、大量に情報を取り入れると処理しきれなくなってしまいます。そうならないように、自分に必要な情報を瞬時に判断して選択するため、騒がしい場所でも聞き取れるのです。

喧騒の中、自分の名前が呼ばれた時に気がついた、という経験がある方も多いのではないでしょうか。

▼カクテルパーティ効果活用例

・初心者向け
・webライターを目指す人が知るべき◯◯
・◯◯な方におすすめ

④アンカリング効果

アンカリング効果とは、最初に見た情報が基準となり、その後の判断に影響を及ぼす効果です。

たとえば、「通常3万円のところ、今回限りで半額の1万5000円にします!」とすると、とても安く感じます。

また、「売り上げNo.1」などの情報を見ると「これが今人気なんだ」と認識します。

このように人間は、最初に見た情報によって後の判断に影響が出てくる性質があるのです。

▼アンカリング効果活用例

・業界最安値
・売り上げ第1位
・今話題の◯◯

⑤バーナム効果

バーナム効果とは、誰にでも当てはまるようなことを見聞きした時に、自分のことだと感じる心理現象のことです。

占いやおみくじなどで、誰にでも該当しそうな表現や記述にもかかわらず、まるで自分のことを言い当てられているように感じてしまうのは、バーナム効果が働いているからです。

▼バーナム効果活用例

・あなたは◯◯でお悩みではありませんか?
・◯◯な方におすすめ
・◯◯が苦手な方へ

まとめ

今回はコピーライティングとwebライティング、セールスライティングの違いについて解説しました。

以下おさらいです。

コピーライティングとwebライティングの違い

コピーライティングwebライティング
目的商品やブランド、サービスのイメージを上げるweb上の文章を分かりやすく伝える
必要なこと・ユーザーの心を動かす
・強く印象づける
・答えを提供し続ける
・結論から伝える
種類・雑誌や広告
・企業のホームページ
・CM・メルマガ
web上の文章

コピーライティングとセールスライティングの違い

コピーライティングセールスライティング
特徴直接行動をうながさない直接行動をうながす
目的・ユーザーの心を動かす
・印象づけること
・行動に導く
・商品を販売する
種類・雑誌や広告
・企業のホームページ
・CM
・メルマガ
・ダイレクトメール
・企業、ネットショップの販売ページ

コピーライティングはユーザーの感情を動かす文章、webライティングは分かりやすく伝える文章、セールスライティングは直接行動をうながす文章と、それぞれ違った特徴があります。

個々の特徴を理解し活用することで、ユーザーに離脱されない記事を作成できます。webライターとして、幅広い仕事に対応できるようにもなりますよ。

今回紹介した心理テクニックも、ぜひ活用してみてくださいね。

Webマーケティングオンラインスクールのマーケウィル(MarkeWill)では、Webライティングコースをご用意しております。

Webライティングのプロから実務に役立つスキルを学べますので、ぜひこの機会にご利用ください。

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インターネット広告代理店でキャリアをスタートし、広告運用・新規営業などの業務を行う。その後、教育系ベンチャー企業にて教育サービスの責任者として、Webマーケティング戦略立案・プロモーション施策(インターネット広告・コンテンツマーケティングなど)・プロダクト開発に携わる。 2022年11月、Sicuro株式会社を創業し、業界問わず様々な企業様のwebマーケティングの支援を行う。

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