「動画編集の独学におすすめの本はある?」
「自分に合った動画編集の本が分からない…」
上記のように悩んでいる方も多いでしょう。
独学で動画編集スキルを身に付けるには、教材選びが重要です。
自分に合っていない本を選んでしまうと、内容を理解できなかったり学びたい内容を学べなかったりする場合があります。
そこで本記事では、動画編集の独学におすすめの本をレベル別に紹介します。
記事後半では、失敗しない動画編集の本の選び方や、動画編集を独学する際に本で学ぶメリデメなどを解説するので、ぜひ最後までご覧ください。
動画編集の独学におすすめの本3選【初心者向け】
動画編集初心者におすすめの本は、以下の3つです。
- 図解だからわかりやすい映像編集の教科書【動画編集の基礎】
- Premiere Pro よくばり入門 CC対応【Premiere Proの基礎】
- プロが教える!After Effects モーショングラフィックス入門【After Effectsの基礎】
①図解だからわかりやすい映像編集の教科書【動画編集の基礎】
著者 | 井上秀明 |
価格 | 2,200円 |
対象者 | 動画編集を初めて学ぶ方 |
購入先 | Amazon |
「図解だからわかりやすい映像編集の教科書」は、動画編集の基礎知識をわかりやすく解説した本です。
図解やイラストを多用しているため、文字を読むのが苦手な方でも視覚的・直感的に学習できます。
動画編集ソフトの操作方法だけでなく、企画・構成、撮影、編集、テロップ入れ、音声編集、エフェクト、エンコードなど、動画制作に必要な知識を幅広く学ぶことができます。
本書は、動画編集を初めて学ぶ方におすすめの一冊です。
②Premiere Pro よくばり入門 CC対応【Premiere Proの基礎】
著者 | 金泉太一 |
価格 | 2,948円 |
対象者 | Premiere Proを利用して動画編集を始めたい方 |
購入先 | インプレスブックス |
Adobe Premiere Proは、多くのクリエイターに愛用されている動画編集ソフトの一つです。
「Premiere Pro よくばり入門 CC対応」では、Premiere Proの基本的な操作をはじめとして、より高度な機能やテクニックまで解説しています。
本書は、Premiere Proを利用して動画編集を始めたい方におすすめの一冊です。
③プロが教える!After Effects モーショングラフィックス入門【After Effectsの基礎】
著者 | 川原健太郎、鈴木成治 |
価格 | 3,520円 |
対象者 | After Effectsを利用してモーショングラフィックスを作成したい方 |
購入先 | Amazon |
After Effectsは、映像のモーショングラフィックスやビジュアルエフェクトの制作に特化しているソフトウェアです。
After Effectsの基本操作から、テキストアニメーション、モーショングラフィックス、エフェクトなど、After Effectsを使った動画編集スキルを解説しています。
本書は、After Effectsを利用してモーショングラフィックスを作成したい方におすすめの一冊です。
動画編集の独学におすすめの本4選【中・上級者向け】
動画編集の基礎やソフトの基本操作などを学んだ方は、さらにスキルを磨ける以下4冊で独学しましょう。
- Premiere Pro 演出テクニック100 すぐに役立つ!動画表現の幅が広がるアイデア集【Premiere Proの応用】
- After Effects 標準エフェクト全解【After Effectsの応用】
- 動画マーケティングの新常識【YouTube案件の獲得】
- 超クリエイティブ「発想」×「実装」で現実を動かす【企画・提案力アップ】
①Premiere Pro 演出テクニック100 すぐに役立つ!動画表現の幅が広がるアイデア集【Premiere Proの応用】
著者 | 井坂光博、谷口晃聖 |
価格 | 3,520円 |
対象者 | YouTubeやVlogで情報発信を行いたい方や、動画プロモーションを行いたい中・上級者 |
購入先 | Amazon |
「Premiere Pro 演出テクニック100 すぐに役立つ!動画表現の幅が広がるアイデア集」は、Premiere Proを使いこなせるようになりたい上級者向けのテクニック本です。
100の演出テクニックが収録されており、視聴者の目を引きつける表現方法や、動画のクオリティを向上させるアイデアを中心に紹介されています。
具体的な手順が解説されているため、Premiere Proを使いこなしYouTubeやVlogで情報発信を行いたい方や、動画プロモーションを行いたい中・上級者におすすめの一冊です。
②After Effects 標準エフェクト全解【After Effectsの応用】
著者 | 石坂アツシ、大河原浩一、笠原淳子 |
価格 | 5,500円 |
対象者 | After Effectsを使って、より高度な表現をしたい方 |
購入先 | Amazon |
「After Effects 標準エフェクト全解」は、Adobe After Effectsの標準エフェクトについて網羅的に解説された本です。
具体的には、標準エフェクトがどのような効果を生み出すのかを詳しく説明しています。
さらに、エフェクトを組み合わせてより複雑な表現を行う方法も解説されているため、After Effectsを使って、より高度な表現をしたい方におすすめの一冊です。
③動画マーケティングの新常識【YouTube案件の獲得】
著者 | 渡邉拓 |
価格 | 891円 |
対象者 | 動画編集スキルを活かして、YouTube案件を獲得したい方 |
購入先 | Amazon |
「動画マーケティングの新常識」では、動画マーケティングの基礎知識から、企画・制作、運用動画など、マーケティングを成功させるための要素を学ぶことができます。
本書はYouTube案件を獲得し、クライアントの要求に応えるノウハウが詰まっています。
891円と低単価なので購入しやすく、動画編集スキルを活かして、YouTube案件を獲得したい方におすすめの一冊です。
④超クリエイティブ「発想」×「実装」で現実を動かす【企画・提案力アップ】
「超クリエイティブ「発想」×「実装」で現実を動かす」は、動画編集における企画・提案力を向上させるためのノウハウを解説しています。
クリエイティブな発想や企画書の書き方、プレゼンテーションのテクニックなど、実際にプロジェクトを行う際に活用できるスキルを中心に解説されています。
動画編集スキルを活かしつつ、より魅力的な企画を提案したい方におすすめの一冊です。
失敗しない動画編集の本の選び方【独学可能!】
動画編集の本を選ぶ際は、以下の3つのポイントに注意しましょう。
- 自分のレベルや習得したいスキルに適している内容か
- 扱っている編集ソフトは使用しているものか
- 出版年度は比較的新しいか
ポイントを押さえれば、今回おすすめした本以外も自力で選べるようになるので、ぜひ参考にしてください。
自分のレベルや習得したいスキルに適している内容か
動画編集の本は、初心者向けから上級者向けまで、さまざまなレベルに合わせて出版されています。
自分のレベルに合っていない本を選んでしまうと、内容が難しすぎて理解できなかったり、逆に難易度が低すぎて学べる内容がなかったりします。
本を選ぶ際は、自分のレベルを正しく把握することが重要です。
動画編集を学んで1ヶ月といった初心者であれば、動画編集の基礎知識や編集ソフトの基本操作などをわかりやすく解説した本をおすすめします。
動画編集を数ヶ月学び、ある程度基礎を身に付けたら、自分の習得したいスキルに特化した本を選びましょう。
常に自分のレベルを客観的に把握することが、最も重要な本の選び方のコツです。
扱っている編集ソフトは使用しているものか
動画編集ソフトは、Adobe Premiere ProやFinal Cut Pro、DaVinci Resolveなど、種類豊富です。
本を選ぶ際には、自分が使用している編集ソフトと同じソフトが扱われているか確認する必要があります。
自分が扱っていないソフトで解説されている本を選んでしまうと、操作方法が異なるため、実践的な操作スキルが身に付かないリスクが高いです。
最近は、複数の編集ソフトに対応した本も出版されています。
そのため、複数の編集ソフトを使いこなせるようになりたい方は、複数の編集ソフトに対応した本を選ぶのもおすすめです。
出版年度は比較的新しいか
動画編集の技術は常に進化しており、技術の進化に伴ってソフトの性能も進化しています。
仮に、出版年度が昔のものを選んでしまうと、今はあまり使われていない編集技術の習得に時間をかけてしまい、結果的に実用性のないスキルを身に付けてしまうリスクがあります。
最新の編集技術を学びたい方は、できる限り出版年度が新しい本を選びましょう。
出版年度が新しい本を選ぶことで、最新の編集技術やトレンドについて学ぶことができるため、より現代的な動画編集のスキルを身に付けることができます。
動画編集を独学する際に本で学ぶメリット・デメリット
動画編集を独学するのはメリットもありますが、一方でデメリットもあります。
メリット・デメリットを押さえておくと、仮に本での独学が合わないと判断した場合でも、自分に合った勉強法を見つけるヒントとなるので参考にしましょう。
メリット
動画編集を本で独学する場合、以下のようなメリットがあります。
- 自分のペースで学習できる
- 学習費用を抑えられる
- 反復学習を行いやすい
本を使って独学する場合、時間をかけて学習したり短期間で集中的に学んだりと、自分のペースで学習できます。
また、動画編集はスクールは数十万円の費用がかかりますが、本で独学すると、数千円の学習費用に抑えられる点もメリットです。
基本的に動画編集スクールは、一度授業を受ければ同じ内容を二度と聞けませんが、本で独学する場合は分からないことがあれば何度も反復学習を行えます。
動画編集を本で独学する方法は、低コストかつ自分のペースを乱されたくない方におすすめです。
デメリット
動画編集を本で独学する場合、以下のようなデメリットが挙げられます。
- 疑問の解決が難しい
- モチベーション維持が難しい
- 実践的なスキルが身につきづらい
本で独学する場合、プロの講師に直接質問できる環境がありません。
そのため、分からないことがある場合にはGoogleで調べる必要があるので、自力で解決するための問題解決能力が必要です。
また、本での独学は、動画編集の学習仲間やプロの講師といった人と関わる機会がないので、孤独と戦う必要があります。
本での独学は、マニュアルを参考にしながら動画編集テクニックを身に付けること自体は可能です。
しかし、初めから自力で動画編集を行うといった実践的な内容は学びづらいので、実践的なスキルが身につきづらいという点もデメリットです。
動画編集を独学する際は本で効率的に学ぼう!
本記事では、動画編集の独学におすすめの本を7冊紹介し、失敗しない動画編集の本の選び方や本での独学のメリデメなどを解説しました。
動画編集の本を選ぶ際は、おすすめされているものをむやみに購入するのではなく、自分のレベルや習得したいスキルに適しているかなどを精査することが重要です。
本によっては上級者向けの内容だったり、利用しているソフトで解説されていなかったりするケースもあるので、購入する前に軽く内容を確認しておくことをおすすめします。
動画編集を本で学ぶと、費用を抑えられる上に自分のペースで学べるため、まずは軽い気持ちで動画編集を学んでみたいという方は、本で効率的に学びましょう。