「お金をかけずに独学で動画編集スキルを身につけたい!」
「無料かつ独学で動画編集を学ぶメリット・デメリットも押さえておきたい」
これから動画編集を学ぶ場合、上記のように考えている方も多いでしょう。
本記事では、完全無料かつ独学で動画編集スキルを身につける方法や、無料・独学で動画編集スキルを身につけるメリデメを解説します。
動画編集を学ぶにあたって、できる限りお金をかけたくないと考えている方は、ぜひ最後までご覧ください。
【完全無料】独学で動画編集スキルを身につける5ステップ
完全無料かつ独学で動画編集スキルを身につける方法を5つのステップで解説します。
- Premiere Proの無料体験期間を活用する
- YouTube動画・Adobe YouTubeチャンネルを参考にする
- 実践しながらWebサイトで動画編集を学ぶ
- 低単価案件で実戦経験を積む
- 高単価案件に挑戦する
それぞれ手順ごとに確認していきましょう。
ステップ1:Premiere Proの無料体験期間を活用する
まずは、実際に動画編集を行うソフトのPremiere Proを活用します。
Premiere Proでは、基本的な動画編集を行えることはもちろん、複数のカメラで撮影した映像を同時に編集できるマルチカム編集や、複数のクリップを並べて編集の自由度を高めるタイムライン編集など、機能豊富です。
機能性の高いPremiere Proでは、7日間の無料体験期間を提供しているので、実際に触ってみることをおすすめします。
まずはPremiere Proの基本操作をマスターできるように、スマホカメラで簡単に撮ったような動画の編集から始めてみましょう。
ステップ2:YouTube動画・Adobe YouTubeチャンネルを参考にする
YouTubeには、動画編集に関するチュートリアル動画が数多く公開されています。
初心者向けから上級者向けまで、幅広いレベルに対応しているので、自分のレベルに合った動画を探してみましょう。
おすすめのYouTubeチャンネルは、以下の通りです。
- Adobe Creative Station
- Wondershare Filmora 動画編集
Adobe Creative Stationは、Adobeの公式チャンネルです。
基本的な動画編集のポイントや有名動画編集者のインタビュー、デジタルアートの作り方など動画編集の興味・関心を高められる投稿が中心です。
Wondershare Filmora 動画編集は、矢印・吹き出し・モザイク処理やAI機能、エフェクトなど動画編集スキルを高める内容に特化しています。
Adobe Creative Stationと比べると、インタビュー動画といったエンタメ要素は少ないものの、より集中して動画編集スキルを高められるでしょう。
ステップ3:実践しながらWebサイトで動画編集を学ぶ
YouTube動画だけでは細かい操作方法が分からないと悩んでいる方は、実践しながらWebサイトからも学ぶことをおすすめします。
YouTube動画は実際の編集画面をベースにして解説しているため、イメージしやすくなるというメリットがありますが、個人が抱えた細かい疑問を直接的に解決することには向いていません。
そのため、仮にPremiere Proの操作で分からないことがあったり、エフェクトを付け加えるコツなどYouTube上で解説されていないことがあれば、Webサイトで疑問を解決しながら学習しましょう。
Webサイトでは動画編集スキルだけでなく、スキルを活かして案件獲得するといった収益化の部分まで解説されています。
動画編集スキルを高めるだけでなく、収益化までのイメージができない場合にもWebサイトの利用をおすすめします。
ステップ4:低単価案件で実戦経験を積む
基礎的な動画編集スキルが身についたら、クラウドソーシングサイトなどで低単価案件に挑戦してみましょう。
クラウドソーシングサイトとは、仕事の発注者と受注者を繋ぐサイトのことで、常に数千件以上の案件が募集されています。
クラウドソーシングサイトには低単価案件と高単価案件がありますが、最初は簡単な案件から始め、実戦経験を積みながら徐々にスキルアップしていくのがおすすめです。
低単価案件を獲得すると、クラウドソーシングサイト上で実績件数が表示されるようになるので、少しずつ実績件数を増やすことで高単価案件にも挑戦できるようになります。
おすすめクラウドソーシングサイトは以下の通りです。
名前 | 特徴 | 公式サイト |
ランサーズ | ・満足度 ・運用実績No.1 ・クラウドワークス ・ココナラに比べて単価が高い | ランサーズ公式 |
クラウドワークス | ・国内シェア ・取引額 ・ワーカー数No.1 ・ランサーズに比べて案件獲得の難易度は低め | クラウドワークス公式 |
ステップ5:高単価案件に挑戦する
低単価案件で実践経験を積み、実績件数を増やしたあとは高単価の案件に挑戦しましょう。
実績件数に加えて、自身がどのような作品を作れるのかをクライアントに確認してもらうために、ポートフォリオを作成するのもおすすめです。
ポートフォリオとは、自身のスキルや実績を示すために作成する資料を指します。
過去に作成した自信作の動画をポートフォリオにすると、クライアントから信頼を獲得しやすくなり、高単価案件の獲得に繋がりやすくなります。
実践経験を積んでスキルを高め、実績件数を増やし、ポートフォリオを作成すれば十分高単価案件も獲得できるようになるでしょう。
無料・独学で動画編集スキルを身につけるメリット
無料・独学で動画編集スキルを身につけるメリットは、以下の3つです。
- 勉強費用がかからない
- 挫折しても失うものが少ない
- 自分のペースで好きな時に学べる
それぞれ確認していきましょう。
勉強費用がかからない
独学のメリットは、勉強費用がかからないことです。
先程紹介した「独学で動画編集スキルを身につける5ステップ」を踏めば無料で動画編集が学べるようになります。
しかし、スクールに比べるとスキル習得が難しいため、Premiere Proの有料プランを利用しながら長期的に学習するのもおすすめです。
月額2,000円前後かかるため完全無料ではなくなりますが、スクールに比べるとかなり投資額を抑えられるようになります。
このように、無料・独学で学ぶメリットは、勉強費用がほとんどかからないことと言えます。
挫折しても失うものが少ない
スクールに通う場合、通い始めと同時に数十万円の費用がかかります。
そのため、仮に途中で挫折してしまうと、費用が無駄になるという大きなリスクがあります。
一方、独学であれば、ほとんど費用がかからないため、挫折しても失うものはスキル習得のための勉強時間のみです。
リスクを取りたくないと考えている方にとって、無料・独学で学ぶ方法はピッタリと言えます。
自分のペースで好きな時に学べる
自分のペースで学習を進められるのも、無料・独学で動画編集を学ぶメリットです。
スクールを利用する場合、通学時間・費用がかかったり、講座の予定時間にスケジュールが縛られやすいですが、独学は全て自分で決められます。
朝型の人や夜型の人、仕事が忙しい方など、自身の都合に合わせて好きな時に学習を行えます。
また、自宅やカフェなど、学習する場所も自由に選べるため、快適な環境で集中して学べるでしょう。
無料・独学で動画編集スキルを身につけるデメリット
無料・独学で動画編集スキルを身につけるデメリットは、以下の3つです。
- スキル習得のコスパが悪い
- お金をかけるより圧倒的に挫折しやすい
- 長期目線で考えると時間的・金銭的に損をする可能性が高い
無料・独学で動画編集スキルを身につけるメリットだけでなく、デメリットも理解しておくことで勉強法を見直せます。ぜひ参考にしてください。
スキル習得のコスパが悪い
無料の動画編集ソフトウェアやYouTube動画のみ利用して独学で動画編集を学ぶ場合、スキル習得までに時間がかかるというデメリットがあります。
無料・独学の場合、有料講座やスクールに比べて、自分で学習の進め方を考える必要があるため、効率的な学習が難しい場合もあります。
とくに、これまで独学で成果を上げたことのない場合、スケジュール設計や教材選び、問題解決の難しさに頭を打ってしまう可能性が高いです。
また、無料コンテンツには情報に差があるため、正しい知識を得るのが難しい場合もあります。
基本的に無料・独学は、上級者向けの学習方法であると理解しておきましょう。
お金をかけるより圧倒的に挫折しやすい
無料で動画編集を学ぶ場合、お金をかけずに学び始められますが、その分挫折しやすいデメリットもあります。
有料の講座や専門学校に通う場合、費用を支払ったことで引き返せないという強制力が働いて学習のモチベーションが高まり、継続しやすくなる利点があります。
無料で始めた場合は強制力が働かないためモチベーションを維持するのが難しく、途中で挫折してしまう可能性が高くなります。
無料・独学で動画編集スキルを身につけたい場合は、挫折しないための環境づくりが最も重要と言えるでしょう。
長期目線で考えると時間的・金銭的に損をする可能性が高い
無料・独学で動画編集スキルを身につける場合、長期的な視点で考えると、時間的・金銭的に損をする可能性があります。
有料の講座や専門学校に通うと、プロの動画編集者から直接学べるので、効率的にスキルを習得できるようになります。
一方、無料で独学する場合、動画編集スキルを高めるためのポイント理解に時間がかかり、学習時間が長引きやすいです。
結果として、案件獲得までに数ヶ月の遅れを取り、収入を得る機会損失が発生しやすくなります。
一見、無料・独学はコスパが良いように見えて、後に時給換算してみるとコスパが悪くなるというリスクも潜んでいます。
本気で動画編集スキルを身につけたい方は微課金がおすすめ!
本記事では、完全無料・独学で動画編集スキルを身につける5ステップや、メリデメを解説しました。
無料・独学でスキルを身につける5ステップのおさらいです。
1.Premiere Proの無料体験期間を活用する
2.YouTube動画・Adobe YouTubeチャンネルを参考にする
3.実践しながらWebサイトで動画編集を学ぶ
4.低単価案件で実戦経験を積む
5.高単価案件に挑戦する
動画編集スキルは、無料の編集ソフトを利用し、本記事で紹介した5ステップを踏めば身につけることも可能です。
しかし、スクールに比べるとスキルを習得できるスピードや質が劣ってしまいます。
そのため、本気で動画編集スキルを身につけたい方は、Premiere Proの有料プランを契約したり、書籍からも学ぶことをおすすめします。
数千円ほどの投資であれば金銭的に余裕のない方でも学びやすいでしょう。