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Webライティングとブログの違い6選!初心者にはどっちがおすすめ?

2023年11月9日



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北山貴郁|Sicuro株式会社代表取締役

インターネット広告代理店でキャリアをスタートし、広告運用・新規営業などの業務を行う。その後、教育系ベンチャー企業にて教育サービスの責任者として、Webマーケティング戦略立案・プロモーション施策(インターネット広告・コンテンツマーケティングなど)・プロダクト開発に携わる。 2022年11月、Sicuro株式会社を創業し、業界問わず様々な企業様のwebマーケティングの支援を行う。

Webライティングとブログは、どちらも記事を執筆して報酬を得る仕事です。

特別な資格が必要なく初期費用もほとんどかからないため、副業を始めたい方や在宅で仕事をしたい主婦から人気を集めています。

しかし、一見同じようにみえる仕事のため「Webライティングとブログの違いは何?」「どちらが初心者向きなの?」と悩む方もいるのではないでしょうか。

そこで今回は、Webライティングとブログの違い6選と始め方3ステップを解説します。ぜひ自身のWebライター活動にお役立てください。

Webライティング・ブログとは?

まず、Webライティングとブログの概要について解説します。

Webライティングとは

Webライティングとは「Web上に掲載する記事を執筆する」ことで、企業や個人が運営するメディアの記事執筆が主な仕事になります。

報酬は書いた記事に対して支払われることが多く、「1文字◯◯円」と設定されている募集がほとんどです。

ブログとは

ブログとは「weblog(ウェブログ)」の略で、自身の好きなことを記事にし、時系列で表示させるサイトのことを指します。

日常をつづった日記のようなブログから、収益化を目的としたアフィリエイトブログ、自社製品やサービスを紹介する企業のブログなど、さまざまな種類があります。

もともと日常で体験したことなどをつづり、個人が情報発信を楽しむためのツールでしたが、最近ではブログを稼ぐ目的で運営する方が増えてきました。

個人がブログで報酬を得る方法は、記事内で商品を紹介し、そこから購入されることによるアフィリエイト報酬が主となります。

それでは、Webライティングとブログの違いを詳しくみてみましょう。

Webライティングとブログの違い6選

Webライティングとブログの違いを表にまとめました。

項目Webライティングブログ
収入源クライアント広告主
収入条件文字単価/記事単価成果報酬
執筆する記事クライアントの記事自分の記事
仕事内容ライティングサイト運営全般
資産性低い高い
即金性高い低い

順番に詳しく解説します。

①収入源

Webライティングとブログは収入減が違います。

Webライティングは、依頼者である「クライアント」から報酬が支払われます。執筆した記事を納品すると、1ヶ月ほどで報酬が振り込まれるのが一般的です。

一方、ブログの報酬は「広告主」となります。記事内に設置した広告リンクから商品やサービスが購入されたときに、紹介料として報酬の一部が支払われます。

申し込みがないと報酬が発生しないため、確実性はありません。

②収入条件

Webライティングの収入条件は「文字単価◯◯円」「記事単価◯◯円」と決められており、執筆した分だけ報酬が得られます。

対して、ブログは商品やサービスの申し込みがあった場合のみに報酬が発生する「成果報酬」となっています。

1つの記事からたくさん売れる場合もありますが、アフィリエイト記事を量産しても、報酬が全く発生しない可能性もあります。

③執筆する記事

Webライティングでは、主にクライアントから指定されたキーワードやマニュアルに沿って執筆します。

構成がすでに作成されている場合もあり、Webライティング初心者でも書きやすく、また勉強にもなるでしょう。

一方、ブログは一から全て自分で作成します。マニュアルがない分自由度は増しますが、キーワード選定や構成作成、アフィリエイト広告への誘導方法など、さまざまなスキルが必要なため、初心者にとっては少々ハードルが高くなります。

④仕事内容

Webライティングの仕事は主に「執筆」です。画像選定やWordpress入稿、インタビューなど、ライティングに付随する業務を依頼される場合もありますが、その場合は単価が高くなるのが一般的です。

対してブログは記事執筆を含めた「サイト運営全般」が仕事になります。アクセス解析や、SEO対策、画像作成なども行う必要があります。

⑤資産性

Webライティングは、執筆した分だけ報酬がもらえる「労働収入」となります。働いた分だけ収入が入りますが、働かなければ収入はゼロになるため、資産性は低くなります。

一方、ブログは一度書いた記事から収入が発生する「自動収入」の仕組みが構築できます。働かなくても収入を得ることも可能で、資産性は高くなります。

⑥即金性

Webライティングはクライアントに記事を納品すると、1ヶ月ほどで振り込まれます。働いた分の報酬がすぐに得られるため、即金性は高くなります。

対して、ブログは収益化まで時間がかかります。記事を積み上げないとブログを伸ばすことができないので、それまでは無報酬で作業を進めます。

報酬が出る確実性もないため、モチベーション維持が難しい仕事と言えます。

Webライティング・ブログに向いている人の特徴

次に、Webライティング、ブログ、それぞれに向いている人の特徴を解説します。

①Webライティングに向いている人

Webライティングは「労働収入」となるため、働いた分きちんと報酬が欲しい方に向いています。

また、指示に従い正確に仕事ができる人、文章が好きな人は継続して続けられるでしょう。

Webライティングに向いている人の特徴

・確実に収入を得たい人
・指示に従って作業したい人
・文章が好きな人

②ブログに向いている人

ブログは記事を書くだけでなくサイト運営も行うため、仮説検証できる方に向いています。

また、結果が出始めるまで半年〜1年間ほどかかるため、それでも継続できる忍耐力が必要です。

ブログに向いている人の特徴

・仮説検証できる人
・忍耐強い人
・不労所得という資産が欲しい人

Webライティングとブログは兼業がおすすめ

Webライティングとブログは両方にチャレンジするのがおすすめです。

個人的には、まずWebライティングで経験を積み、ブログにも挑戦していくことをおすすめします。

では、Webライティングとブログを兼業するメリットをみていきましょう。

①Webライティングの経験がブログで活きる

Webライティングはメディア運営歴の長い人から仕事を依頼されるため、案件をこなしながらスキルが学べます。

マニュアルや記事の構成からは質の高いメディア作成のコツを勉強できますし、執筆した記事のフィードバックをくれるクライアントもいますので、文章力向上にもつながります。

Webライティングの経験がそのままブログ運営に活かせるため、初心者の方はまずWebライティングから取り組んでみるとよいでしょう。

②ブログが伸びるとWebライティングの単価が上がる

そして、ブログが伸びてくるとWebライティングで高単価案件を獲得できるようになります。

ブログが伸びているということは、「SEOの知識がある」「質の高い記事が書ける」「正しい文章力がある」という証明になります。案件に応募する際、ポートフォリオとしてクライアントに提示すると、ライターとしての信頼が高まります。

Webライティングで経験を積む→ブログに反映→ブログが伸びてWebライティングの単価が上がる。

このように、Webライティングとブログはお互いに相乗効果が生まれるので、兼業で取り組むのがおすすめです。

Webライティング・ブログの始め方3ステップ

では、Webライティングとブログの始め方を解説します。

Webライティングの始め方

Webライティングの始め方は以下の通りです。

①パソコンやWi-Fi環境などを整える
②クラウドソーシングサイトに登録する
③案件に応募する

順番に解説します。

①パソコンやWi-Fi環境などを整える

Webライティングは、パソコンとWi-Fi環境があればすぐに始められます。

パソコンはデスクトップやノートパソコン、Windows、Mac、どれでもOKです。現在使用しているものでWebライティングに挑戦できます。

また、これからパソコンを揃えるという方は、以下の記事を参考にしてみてください。

②クラウドソーシングサイトに登録する

次に、クラウドソーシングサイトに登録していきましょう。

クラウドソーシングサイトとは・・・仕事を依頼したい発注者と、仕事をしたいワーカーをマッチングさせるサービスのこと

初心者におすすめのクラウドソーシングサイトを記載しておきますので、まず以下のものから登録してみてください。

初心者におすすめのクラウドソーシングサイト

クラウドワークス
ランサーズ

③案件に応募する

クラウドソーシングサイトに登録したら、案件に応募していきます。

まずは自身が興味を持てるジャンルや、書けそうと感じる案件からチャレンジしてみましょう。

詳しいWebライティングの始め方は以下で解説していますので、参考にしてください。

ブログの始め方

ブログの始め方は以下の通りです。

①ブログのジャンルを決める
②ブログを開設する
③広告サービスに登録する

順番に解説します。

①ブログのジャンルを決める

まず、これから運営するブログのジャンルを決めましょう。ジャンルを決めることでブログの専門性が高まります。

ユーザーにとって価値ある情報を効果的に提供でき、SEOの効果も高くなります。

SEOとは・・・Googleなどの検索エンジンで上位表示させる施策のこと

たとえばWebライティングについて知りたい方が記事を訪れたとき、Webライティングに関係ない「旅行」や「車」などの記事がブログ内にあったら、ユーザーは興味を失ってしまう可能性があります。

そのため、稼ぐ目的でブログを運営するのであれば、多様な記事がある雑記ブログではなく、ジャンルを絞った特化ブログを作成する必要があります。

②ブログを開設する

ジャンルが決まったら、ブログを開設していきましょう。

その際、必ずWordpressなどで「自身のサイト」を作成してください。

無料でブログを作成できるサービスもありますが、権限がサービス提供元にあるため、許可無く削除されてしまったり、自由にアフィリエイト広告が貼れない可能性があります。

月々1,000円程度で運営できますので、必ず有料ブログを作成しましょう。

ブログ作成方法はこちらの動画を参考にしてください。

③ASP(アフィリエイトサービスプロバイダ)に登録する

ブログの準備が終わったら、ASPに登録します。

ASPとは・・・自社商品やサービスを宣伝したい企業(広告主)と、企業の商品やサービスを紹介する人(ブロガー)をつないでくれる。

初心者の方におすすめのASPを紹介します。

初心者の方におすすめのASP7選

もしもアフィリエイト
Amazonアソシエイト
楽天アフィリエイト
A8.net
afb
バリューコマース
アクセストレード

どれも無料で始められますので、登録して実際に記事を書いていきましょう。

まとめ

今回は、Webライティングとブログの違いについて解説しました。

Webライティングとブログの違い6選

項目Webライティングブログ
収入源クライアント広告主
収入条件文字単価/記事単価成果報酬
執筆する記事クライアントの記事自分の記事
仕事内容ライティングサイト運営全般
資産性低い高い
即金性高い低い

これからWebライティングやブログを始めてみたいとお考えの方は、兼業がおすすめです。

お互いのスキルがプラスに働くので、将来的に安定した収入を得られるようになるでしょう。

Webライティングで経験を積んだあと、ぜひブログにも挑戦してみてくださいね。

Webマーケティングオンラインスクールのマーケウィル(MarkeWill)では、実践的なWebライティングスキルを身につけられるWebライティングコースをご用意しております。

Webライティングを始めたい方は、ぜひご利用ください。

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インターネット広告代理店でキャリアをスタートし、広告運用・新規営業などの業務を行う。その後、教育系ベンチャー企業にて教育サービスの責任者として、Webマーケティング戦略立案・プロモーション施策(インターネット広告・コンテンツマーケティングなど)・プロダクト開発に携わる。 2022年11月、Sicuro株式会社を創業し、業界問わず様々な企業様のwebマーケティングの支援を行う。

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