Webライティングの副業は未経験からでも始められます。
しかし「未経験でも稼ぐことができるのか」「本当に未経験でもできるの？」と不安を抱えてる方もいるのではないでしょうか。
そこで本記事ではWebライティング未経験から月5万円を稼ぐ手順と、ポイントを紹介します。
未経験からステップアップするための手順を知ることで、スムーズに月5万円を目指せますので「Webライティングの副業で稼ぎたい方」や「Webライティングで独立を目指している方」はぜひ参考にしてください。
Webライティングは未経験スキルなしでも稼げる
Webライティングは「未経験」「スキルなし」でも稼ぎやすい副業です。
動画編集やプログラミングと違い、新たにスキルを身につける必要が無く、パソコンとインターネットが繋がる環境、基本的な文章力があれば誰でも挑戦可能です。
筆者の知り合いには、Webライティング未経験からクラウドソーシングサイトで「ダイエット関連」の執筆案件を受注し、実績を積まれている方もいます。
クラウドソーシングサイトは未経験OKの募集が多く、趣味や自身の知識などを活かして執筆できますので、まずは以下のクラウドソーシングサイトを登録しておくとよいでしょう。
このようにWebライティングは「未経験」「スキルなし」でも稼ぐことが可能です。
Webライティングを始めるメリット
Webライティングを始めるメリットは主に以下の4つです。
- 時間、場所に縛られず働ける
- 煩わしい人間関係がない
- 個人で稼ぐスキルが身につく
- さまざまな知識が身につく
順番にみていきましょう。
1．時間、場所に縛られず働ける
先述した通りWebライティングはパソコンとインターネットが繋がる環境さえあれば仕事ができるため、時間や場所に縛られることはありません。
子育て中などで外で働くのが難しくても、スキマ時間で作業が可能です。夫の転勤についていくためにキャリアを中断する必要もありません。
このようにWebライティングは自身の生活スタイルに合わせて働ける点がメリットの一つとなっています。
2．煩わしい人間関係がない
Webライティングは自分1人で仕事をすすめていくため、同僚や上司に気を使う必要がありません。
20代～60代の男女500人に、職場のストレス原因を調査したところ「職場に苦手な人がいる」が227名でストレス原因の1位でした。
Webライティングは仕事上関わる人がクライアントのみなうえ、基本的にチャットで連絡を取り合うため、不要な人間関係に悩まされずに済みます。
3．会社に頼らず稼ぐスキルが身につく
Webライティングは自身のスキルで収入を得ていくため、会社に頼らず稼ぐスキルが身につきます。
今は終身雇用が当たり前ではなくなり、いつ働けなくなるかわかりません。転職できたとしても、一般的には給料が落ちてしまうことがほとんどでしょう。
しかしWebライティングであれば会社に所属することなく稼ぐことが可能ですし、一度自身の市場価値（文字単価）を上げたら下がることはありません。
自身のスキルをあげていくことで、会社に頼らず稼ぐスキルを身につけることが可能です。
4．さまざまな知識が身につく
Webライティングの仕事はほとんどが「調べること」です。
読者にとって有益な情報を提供するために、普段はのぞかないようなサイトを見たり、本で知識を得たりします。
Webライティングの実績を積むほど知識が増えるので、案件も受注しやすくなっていきます。
Webライティングを始めるデメリット
Webライティングにもデメリットがあります。
今回紹介するのは以下の3つ。
- 最初はあまり稼げない
- 自己管理能力が必要
- 収入が不安定
順番に解説します。
1．最初はあまり稼げない
Webライティングを始めてしばらくは思ったように稼げません。
まずは実績作りのため、単価低めの案件からこなしていく必要があります。
またパソコンで文章を書く作業も慣れていないため、執筆に時間がかかります。
そうなると納品できる記事数も少なくなるので、結果としてあまり稼げないということになります。
執筆にかかった時間と報酬を比べて「パートやアルバイトしたほうが稼げる」と感じるかもしれません。
ここで耐えられず辞めてしまう方も多いですが、Webライティングは続けることでスキルアップが可能です。
継続することで執筆スピード、単価を上げていけますので「最初は稼げない」と心構えをしておくと途中で挫折しにくくなります。
2．自己管理能力が必要
Webライティングは1人で仕事を進めていくため、自己管理が重要になります。
時間の使い方や案件の受け方など、計画的にできなければ「納期に間に合わなかった」なんてことも。
Webライティングは人間関係のわずらわしさがないメリットがある反面、周りからの強制力もないので、自身でしっかりと作業のスケジューリングをしていきましょう。
3．収入が不安定
Webライティングの仕事は大半が業務委託のため、収入が安定しにくいところがデメリットです。
| 「業務委託とは」業務委託とは、企業が業務の一部を切り出し外部の個人や事業者に委託すること。 引用元：リクルートエージェント |
継続で案件の依頼があれば一時期安定しますが、何年も続く保証はありません。
しかし実績が積みあがってくると、その実績やスキルを武器に案件を受注しやすくなります。クラウドソーシングサイトには「スカウト機能」があり、自身が応募しなくてもスカウトが来ることも。
自身が仕事の依頼を受けやすい状態にすることで収入の安定を目指せます。
Webライティング未経験者が月5万円を稼ぐ5つの手順
Webライティング未経験から月5万円を稼ぐまでの手順は以下の通りです。
- Webライティングを勉強する
- ポートフォリオを作成する
- クラウドソーシングで案件を受注する
- フィードバックを次に活かす
- 現状のレベルより少し上の単価に応募する
なお「webライティングの始め方」については下記の記事で解説しています。
1．Webライティングを勉強する
はじめにWebライティングの基礎を勉強しましょう。
Webライティングでは基本的な文章力の他に、記事の構成やSEOの知識なども必要です。
主な勉強方法としては、本やライティング講座の受講があります。筆者おすすめの本を紹介しますので、興味がある方は検索してみてくださいね。
| 【おすすめの本】 ・文章力の基本 著：阿部 紘久 ・沈黙のWebライティング 著：松尾茂起 |
また、収益アップまで最短で目指したい方は「ライティング講座」で学ぶのがおすすめです。
2．ポートフォリオを作成する
自身の文章力を示すために、ポートフォリオを作成しましょう。
| 「ポートフォリオとは」 自身のスキルを示すための作品集のこと。 |
ポートフォリオがあると、格段に案件が獲得しやすくなります。
クライアントからすると、どんな文章を書くか分からない人にわざわざメッセージを送るといった時間と手間はかけたくないものです。
そこでポートフォリオでスキルをみせることができれば、選ばれるライターになることができます。
Webライティング未経験の方はまだ実績がないため、ブログやnote、Googleドキュメントで1記事作成しておくと案件を獲得しやすくなります。
その後実績が積みあがってきたら、実際に執筆した記事をポートフォリオに掲載していきましょう。
| ※ポートフォリオ作成時の注意点記事を納品した時点で、著作権がクライアントに移る場合がほとんどです。そのため、クライアントに納品した記事を実績としてポートフォリオに掲載したい場合は、必ず確認を取るようにしましょう。 |
3．クラウドソーシングで案件を受注する
ポートフォリオが完成したらクラウドソーシングで案件を受注していきます。
その際、以下のポイントで案件に応募していくのがおすすめです。
- 継続案件を狙う
- 評価がいいクライアントを選ぶ
継続の執筆依頼があれば「新しい案件を探して応募する」手間がはぶけ、その分執筆に時間を使えます。
またクラウドソーシングには悪質なクライアントも潜んでいるため、ライターからの評価が高い方を選ぶと安心です。
4．フィードバックを次に活かす
クライアントからのフィードバックを次に活かしていくことで、ライティングスキルが高まります。
クライアントの中には、ディレクターという立場の方が案件を発注したり、記事の検収をされている企業があります。
| 「ディレクターとは」 コンテンツ制作をまとめるリーダー的存在の人のこと |
そのため、ディレクターからのフィードバックは自身の執筆にとても参考になるでしょう。
また、クライアントごとにルールは違っても文章の基本的なスキルは変わらないため、例えばクライアントAから修正された知識を、クライアントBで活かすということも可能。
「クライアントから修正依頼があった」と必要以上に落ち込まず、成長のチャンスとしてとらえ、次に活かしていきましょう。
5．現状のレベルより少し上の単価に応募する
案件を獲得できるようになってきたら、現在のレベルより少し上の案件も応募していきましょう。
自身の文字単価をあげられれば、効率よく月5万円を目指せます。
反対に「自分ができる範囲」で応募を続けていると、いつまでも低単価案件から抜け出せずに疲弊してしまい、Webライティングを諦めてしまう可能性もあります。
まずは応募してみないことには成長のチャンスは得られません。月5万を目指すのであれば、ここの壁は乗り越えていきましょう。
月5万円達成するための3つのポイント
Webライティングで月5万円を達成するための、3つのポイントを紹介します。
- 1記事5000文字以上の案件に応募する
- 得意ジャンルに絞って執筆する
- 単価の低い仕事は辞める
先ほど紹介した月5万円を達成するまでの手順に加え、以上のポイントをおさえることで速やかに目標値までいけるようになるでしょう。
1．1記事5000文字以上の案件に応募する
案件に応募する際は、文字数も気にしていきましょう。
最初は1記事の文字数が少ない案件が多くなりがちですが、慣れてきたら文字数5000文字以上の案件を狙います。
文字単価1円で案件を受注した場合、1000文字と5000文字では報酬に5倍の差が出ます。
1文字1円でも、1000文字の場合は50記事書かなければ月5万円には到達しません。一方5000文字の場合は10記事で月5万円達成します。
5000文字を書いたことがないと不安に思うかもしれませんが、既に構成がある記事の場合、見出し内容をリサーチしてまとめられれば記事は完成します。
意外とできるものなので、一歩踏み出して1記事5000文字の案件に応募してみましょう。
2．得意ジャンルに絞って執筆する
効率よく月5万円を稼ぐには、自身の得意ジャンルを作っておきましょう。
例えば転職の案件だけを受注していると、転職関連の知識が蓄積されていきます。
その分野において十分な知識があれば、リサーチ時間が短縮されます。よって必然的にトータルの執筆時間が減り、ひと月に受けられる案件の量が増え、収入がアップします。
多ジャンルを執筆できると案件を選ばずに受注できるという面もありますが、Webライティングを始めたばかりの場合は毎回リサーチに時間をかけることになり、効率が悪くなってしまいます。
最短で月5万円を目指すのであれば、得意ジャンルを見つけて応募する案件を絞っていくのがおすすめです。
3．単価の低い仕事は辞める
単価が低い案件は思い切って断ることも必要です。
思い入れがあったり断ることが申し訳ないと考えて言い出せないという方もいますが、低単価案件に時間をかけていると、高単価案件の執筆時間が少なくなってしまいます。
自身も執筆を継続することでスキルアップしています。
スキルに見合わない単価は交渉するか思い切って断り、自身のスキルより少し上のチャレンジ案件に応募し、有効に時間を使っていきましょう。
Webライティングで高収入を目指すには
「Webライティングでさらに収入アップを目指したい」「Webライターで独立したい」という方は、これまでに積んだ実績をもとに、クラウドソーシング以外から仕事を受注していきましょう。
以下、おすすめの求人サイトです。
しかし企業と面接などのやりとりをする際に、「雇われにいく」という心持ちだと安すめの報酬で採用されてしまいます。
「自分にはこれだけのスキルがある」と自信をもち、どんなことができるか企業に提案できると報酬が高くなる可能性があります。
また採用業務は手間がかかるため、一度良いライターを採用したら企業としては長く付き合いたいと思うものです。
安定収入にもつながりますので、クラウドソーシングからステップアップしていきたい方はチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
Webライティング副業に関してよくある質問
Webライティング副業に関する質問を3つ紹介しますので、参考にしてください。
副業禁止の会社でもできるの？
副業禁止の会社ではどんな副業も原則できませんが、会社にバレずに行う方法はあります。
- 自分で住民税を納付する
- 振込先を家族の口座にする
- 記名記事案件は取らない
以上のように会社に内緒でWebライティングを行うことは可能ですが、いつどこでバレるか分かりませんので「自己責任」で行うようにしましょう。
Webライティングの副業でどれくらい稼げる？
Webライティングの副業で稼げる金額は、月数千円から月30万円以上と、幅広くなっています。
しかし文字単価が上がらずに「思ったより大変だった」と辞めていく方も多いため、稼げるWebライターになるには単価アップしていくことが必須といえます。
Webライティングの副業はスマホでもできる？
Webライティングの副業は、スマートフォンでも可能です。
しかし「スマートフォンのみ」というのは難しいでしょう。
5000文字という長文をスマートフォンだけで打ち続けるのは困難ですし、スピードもあがりません。
また記事執筆前にはリサーチが必要なため、スマートフォンのみでは効率が悪すぎます。
スマートフォンは、スキマ時間に執筆したり下書きをするといった、執筆の補助的な役割として使用するのがおすすめです。
まとめ
最後までお読みいただきありがとうございました。
Webライティングの副業は未経験、スキルなしでも稼げるため挑戦しやすいビジネスです。
Webライティングで月5万円を目指すための5つの手順と3つのコツを振り返ってみましょう。
| 【月5万円を目指すための5つの手順】 1．Webライティングを勉強する 2．ポートフォリオを作成する 3．クラウドソーシングで案件を受注する 4．フィードバックを次に活かす 5．現状のレベルより少し上の単価に応募する |
| 【月5万円目指すための3つのコツ】 1．1記事5000文字以上の案件に応募する 2．得意ジャンルに絞って執筆する 3．単価の低い仕事は辞める |
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