Webマーケティング

【未経験OK】Webマーケティングの働き方とは?仕事内容や必要なスキル4選

2023年12月18日



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北山貴郁|Sicuro株式会社代表取締役

インターネット広告代理店でキャリアをスタートし、広告運用・新規営業などの業務を行う。その後、教育系ベンチャー企業にて教育サービスの責任者として、Webマーケティング戦略立案・プロモーション施策(インターネット広告・コンテンツマーケティングなど)・プロダクト開発に携わる。 2022年11月、Sicuro株式会社を創業し、業界問わず様々な企業様のwebマーケティングの支援を行う。

Webマーケティングとはweb上で行う販売活動全てのことを指し、その働き方は正社員からフリーランスまで様々です。

近年はWeb広告市場が伸びており、Webマーケティングスキルがある人材を求める企業は増加傾向にあります。

Webマーケティングの働き方の調査によると、未経験からWebマーケティングへ就いた方は「全体の6割」という結果がでています。

以上のことから未経験でもWebマーケティングへ転職は可能といえます。

本記事ではWebマーケティングの働き方や仕事内容、必要なスキルまで解説しています。

お読みいただくことでWebマーケティングの働き方を具体的に理解することができますので、ぜひ今後の働き方の参考にしてください。

Webマーケティングの具体的な働き方

Webマーケティングの主な働き方は以下の3つです。

  • 正社員
  • 副業
  • フリーランス

1つずつ解説します。

正社員 

Webマーケティングの働き方として最も割合が高いのは「正社員」です。

次の見出し「Webマーケティングの仕事内容」で詳しく紹介しますが、仕事内容は主に「Webコンテンツの企画・運営」「Web広告運用」「SNS運用・管理」です。

また正社員の勤務時間は8時間程で、一般会社員と同等の勤務時間となっています。

業務や案件が立て込んでいると残業をする可能性もありますが、Webマーケティングの仕事は自身の裁量によるところも大きく「〇日は予定があるからその日までにこれを終わらせよう」と仕事を調整することも可能です。

Webマーケティング正社員の年収は平均500万円ほどで、一般的な企業の平均年収450万円に比べ少し高い給料が期待できます。

副業

Webマーケティングは副業としても人気が高い働き方です。

Webマーケティングの副業方法としては、自身でブログを運営しアフィリエイト収入を得たり、クラウドソーシングで仕事を受注する方法などがあります。

筆者の周りではクラウドソーシングを利用してサイト記事を執筆したり、X(旧Twitter)運用代行の仕事を受注している方がいます。

クラウドソーシングは未経験OKの案件も多く、仕事を獲得できればほぼ確実に収入を得られるため、初心者の方にとってはチャレンジしやすい副業方法でしょう。

Webマーケティング副業の始め方については、こちらの記事も参考にしてください。

フリーランス

Webマーケティングは独立と相性がいいため、フリーランスとして働く方法もあります。

筆者の知り合いではWebマーケティングの実務経験を積んだあと、法人化して会社を立ち上げ自社サービスを提供されている方や、主婦業の合間にWebライティングスキルを使ってライターとして活動し、仕事と家庭を両立されている方もいます。

Webマーケティングのスキルがあれば、自身が求める働き方を叶えることも可能です。

フリーランスの年収は様々で、年収100万〜、法人化している場合は年収3000万以上稼ぐ方もいます。

Webマーケティング未経験からフリーランスになる方法を知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。

Webマーケティング未経験でもフリーランスになれる?なり方・理由を解説!

Webマーケティングの仕事内容

Webマーケティングの主な仕事内容はこちら。

  • Webサイト作成・管理
  • Web広告運用
  • SNS運用・管理

順番に解説します。

Webサイト作成・管理

Webサイト作成・管理の主な仕事は、サイトを検索結果のより上位に表示させるように改善していくことです。

SEO対策(検索エンジン最適化)のため、適切なキーワードを記事に反映させたり、ユーザーがどんなことを求めているのか調査。

記事を読んだユーザーの満足度を高めるために、常に試行錯誤していきます。

またWebサイトのアクセス解析を行い、商品購入率や、会員登録数などの向上を目指します。

集客できる記事や離脱されやすい記事などを分析し、デザイン、レイアウト、機能などあらゆる角度から要因を考え改善策をたてていきます。

Web広告運用

Web広告とはWeb上に表示される広告のことで、検索結果のページに表示されるものや、SNSのタイムライン、YouTube動画の合間に流れてくるCMもweb広告となります。

Web広告運用の主な仕事内容は「インターネット上のどこに広告を出すか」「Web広告運用の目的(KGI)」や目的を達成させるための「中間目標(KPI)」などの戦略を練っていくことです。

Web広告を出すにはコストがかかるため、マーケターには費用対効果のよいWeb広告の出し方が求められます。

また既存の広告があれば再生回数などを分析し、改善していくのも仕事の1つです。

SNS運用・管理

SNS運用もWebマーケターの仕事の一環です。

SNS運用もWeb広告運用と同じで、まずはSNSを運用する「目的(KGI)」や「中間目標(KPI)」を決めていきます。

そして、アカウントのコンセプトやターゲット、運用方針を立てていきます。

立てた運用方針に沿って、毎日ツイートしたり戦略的に広告を打ち出したりして企業の認知を広げ、売り上げにつなげていきます。

SNSは拡散効果が高いため、マーケティングがうまくいけば高いリターンが見込めます。

施策を成功させるために、投稿がどれくらい拡散されたのか、どのくらい売り上げにつながったかなどの分析もしていきます。 

Webマーケティングに必要なスキル4選

Webマーケティングは未経験でもチャレンジ可能ですが、以下のスキルを事前に身につけておくと実際に働く時にスムーズです。

①Webサイト構築スキル

Webサイト構築スキルを身につけておくと、サイト改善や売り上げアップのために施策を考える際、適切な対応が可能です。

一度自身でブログを一から立ち上げてみると、Webの特性やセキュリティ対策に関する知識、Webライティングスキルなどが自然と身につくのでおすすめです。

②SEO・Web広告のスキル

SEO(検索エンジン最適化)やWeb広告の知識は、Webマーケターとして仕事をするための大きな柱となります。

SEOとはGoogleなどの検索エンジンにおける検索結果でサイトを上位表示させるための施策のことです。

キーワード選定やURL正規化とSSL化、SEOライティングなどは自身でブログを立ち上げるだけでも知識をつけられます。

Web広告は「リスティング広告」「SNS広告」「動画広告」「アフィリエイト広告」など複数存在します。

それぞれ特徴がありますので、大まかな知識だけでも勉強しておくと、Webマーケティングの仕事への理解が早まるでしょう。

③データ分析・収集スキル

Webマーケティングの仕事においてデータ分析は必須項目です。

売り上げを上げるために「Webサイトのアクセス数」「実際購入につながった数」「顧客のニーズ」など様々なデータを取り、分析します。

最初は数字をみてもどう解釈したらよいか分からず精度の高い分析をするのは難しいですが、自身で立ち上げたサイトで「どの記事のアクセスが伸びているのか」や「どの記事から購入があったか」などを追っていくと、徐々に数字の見方が分かるようになりますよ。

Webマーケティングで働くのであればデータ分析スキルは必要なので、少しでも事前に経験しておくと自身を助けてくれるでしょう。

④コミュニケーションスキル

Webマーケティングは数字と向き合うイメージがありますが、コミュニケーションスキルも身につけておく必要があります。

Webマーケティングの業務はチームで仕事をすることが多く、Webマーケター以外にWebデザイナー、Webライター、営業などの社内の他の部署の方とも頻繁に関わります。

行っている施策についてうまく意志疎通できるかどうかで、結果は変わります。

またクライアント相手に仕事をすることが大半であるため、相手の要望をくみ取ったり、適切なコミュニケーションを取ることが求められます。

クライアントとトラブルになってしまうと会社に損害を与えかねません。

仕事をスムーズに進めて良い結果を出すために、コミュニケーションスキルは身につけておきましょう。

Webマーケティングに向いている人の3つの特徴

次にWebマーケティングに向いている人の特徴を3つ紹介します。

Webマーケティングで働きたいと考えている方はぜひ参考にしてください。

①論理的に考えられる

Webマーケティングでは収集したデータから施策のうまくいった理由や、改善すべきところを分析していきますので、物事を論理的に考えられる人はWebマーケティングに向いています。

「なぜ?」という視点をもつことで適切な対策がたてられます。逆になんとなく良さそうというような考え方だと本当の改善すべきところがみつからず、結果を出すことはできません。

論理的思考はWebマーケティングには欠かせないので、普段から意識して生活すると良いでしょう。

②主体的に行動できる

Webマーケティングの仕事は、自社やクライアントの売り上げ向上のために様々な施策を進行すると同時に、常にPDCAを回す必要があります。

そのため受け身では先手を取って行動できませんし、よいアイディアも出てきません。

常に自分から「どうしたらいいのか」と主体的に行動できる人は気づきも早く自然と結果を出すための行動がとれますので、Webマーケティングに向いているといえます。

③新しい情報に敏感

Web業界はトレンドの移り変わりが早いです。

新しい情報に敏感な方は先回りしてサービスや施策を考えることができるでしょう。

検索エンジンのアルゴリズム(データを処理するための処理方法)はいつアップデートされるかわかりませんし、最近ではX(旧Twitter)社が広告が表示されないサブスクリプションを検討していると発表されました。

このように常に変化しているWebマーケティング業界では、情報をいち早くキャッチし、対応していく必要があります。

新しい情報にすばやく気づける方は、Webマーケティングの仕事において自身の特徴を充分に役立てられるでしょう。

Webマーケティング業界で働くメリット

Webマーケティング業界で働く最大のメリットは「自由度が高い」ことです。

下積み時代は大変なこともありますが、Webマーケティング会社はリモートで働ける環境が整っていることが多く、勤務時間が自由といった特色があります。

家庭やプライベートの時間を確保しながら仕事を管理できるため「会社に束縛されている」というストレスを感じることは少ないでしょう。

また、Webマーケティングは独立と相性が良いため、スキルを身につけたあとはフリーランスとして個人で働くことも可能です。

このようにWebマーケティングは一般の企業に比べて自由度が高いため、ライフワークライフバランスを取りたい方におすすめです。

【まとめ】Webマーケティングは自身に合わせた働き方が可能

Webマーケティングは未経験からスタートする方が多く、その働き方は主に「正社員」「副業」「フリーランス」となっています。

近年Webマーケティング市場は拡大しているため、Webマーケティングスキルを持つ人材は今後さらに求められると予想されます。

Webマーケティングは自由度が高い企業も多く、フリーランスとしても働きやすい職種のため、自身の働き方をコントロールすることが可能です。

今回の記事で紹介した「必要なスキル」や「Webマーケティングに向いてる方の特徴」を理解したうえで、Webマーケティングという働き方を検討してみてくださいね。

未経験から副業・フリーランスを目指す方は、Webマーケティングオンラインスクールマーケウィル(MarkeWill)をご利用ください。現役Webマーケターが作成したカリキュラムのもと、実践的なスキルの習得から案件獲得までをフルサポートいたします。

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インターネット広告代理店でキャリアをスタートし、広告運用・新規営業などの業務を行う。その後、教育系ベンチャー企業にて教育サービスの責任者として、Webマーケティング戦略立案・プロモーション施策(インターネット広告・コンテンツマーケティングなど)・プロダクト開発に携わる。 2022年11月、Sicuro株式会社を創業し、業界問わず様々な企業様のwebマーケティングの支援を行う。

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